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福祉施設の畑


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週に2日スタッフをしている福祉施設の畑!!

秋に始めた新しい畑の様子ですが、、、、

始めたのが遅かったのと、ウサギさんに食い荒らされてしまった為、葉物と白菜は全滅でしたが、かろうじて生き残ったみやま小かぶと金時人参が、非常に甘い!!

ヤーコンにいたっては、大豊作!!!

慈味深い冬野菜に、感謝!!

最初は何もわからなかった施設の子達も今では「藤田さん、畑楽しい!毎日行きたい!」と、お気に入りになってくれました♪

施設に通う子達はダウン症、自閉症、アスペルガー症候群、ADHDと、色々な子がいますが、みんな本当にピュアで、フラットで、いつも心が洗われます。
今年、この子達と関わる事ができて本当に良かったと思います。

僕が障がいを持って産まれてきた事で、迷惑をかけてしまった(しまっている)人達、助けてくれた人達、たっくさんいます。

そういう人達への恩返しと、自分と同じように困っている人がいるならばと、力になりたくて始めた施設のお仕事。

実際は、みんなと楽しく、野菜作りに木工に草木染めにエプロン作りにと、自分が好きな事をやらせてもらっているだけ(笑)
心の癒しにまで!

しかし、この子達と公の場で一緒にいると、悲しい対応を受けてしまう事があります。

一緒にゆっくり歩いていたり、なかなか自転車をよけれなかったりすると、わかりやすく舌打ちをされ、電車に乗ると、大抵の人が離れていくか、隣の車両に移ります。

程度にもよりますが、ダウン症の多くは、8歳~9歳くらいの知能と言われています。見た目が大人の子はわかりづらいのですが、実際の心は小学校3~4年生という事です。

時には電車で騒いだりしてしまいます。
善悪の区別がつかないこと、ふざけてしまうこと、大きな声を出してしまう事、あります。
けれど、8歳くらいと考えたら、普通の事ばかりです。

全員を受け入れてくれとは、仲良くしてくれとは、言いません。

ただ、差別してほしくないのです。
蔑んだ目で見たり、罵声をあびせたり、避けたりしてあげないでほしいのです。

体の不自由な人や妊婦さんに席をゆずるように、子供がゆっくり歩いていたら手を貸してあげるように。

もちろん時には、優しく注意してあげたりも。

多くの子が、話を理解してくれます。
(一人で電車に乗れる子ならばまず間違いなく)

そういった、微笑ましく子供を見守る感覚と同じように接してあげてほしいと願います。

「今日のじょうくん」は、そんな優しい子に育ちますよーに!という一枚!