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5年前。 2017 1/18


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5年前。
障がいをもった子供がいるご家庭向けに料理教室をしたいという方にお会いし、喜んで講師を引き受けさせていただきました。
五年たっても、想いは全く変わりません。
ぜひ読んでいただきたいです!
僕は、ボーダーを無くしたい。
差別を無くしたい。
それは悲しみや寂しさからではなく、そっちの方が、絶対に楽しいからです。
みんなでハッピーになりたいからです。
食をフックに、ボーダーを無くす。
5年前の記事を読んで、改めて2017年の目標がかたまりました!
5年前の自分、グッジョブ!!

5年前の記事   ↓
少し、長くなります。

先日、船橋にて行われた料理イベント「ミックスサンド」ですが、子育て支援サークル「FAM」と知的障害者支援団体「PACガーディアンズ」との協力で実現しました。

内容は固まっていたのに料理人がいない、という時にちょうど僕がお会い出来たのです。

結果は、先日書いたように大成功でした!

乳幼児のいるママさんも片手で器用にピザを作り、少し大きな子供はぺちぺちピザ生地を叩いたり他の友達と遊んだり、「ピザ職人?」というくらい本格的なピザを作り出すママさんがいたり(笑)、とにかく終始笑顔で盛り上がりました♪

正直、誰が知的障害を持っているのかわかりませんでしたし、最後まで確認もしませんでした。

きっと、参加者が全員そうで、そこには不自由なんて存在しませんでした。

それで良いんだと思います。

特別な事、難しい事、一つもありません。

これも必然的なご縁だったのだと、嬉しくなりました。

それはさておき、「レシピを詳しく知りたい!」とのお声をいただいたので、アップします!

ママさんは特に、放射能や農薬が気になる方もいらっしゃると思いますので、どんな材料を使用したのかも記しておきますね!

●材料●
・強力粉 50g
・薄力粉 50g
・水   70g
・ベーキングパウダー 小さじ1

1:上記の材料を全てじょうごでペットボトルに入れ、フタをして、まとまるまでひたすらシェイクします。
2:ペットボトルをハサミで切り、生地を取り出し、手でこねてまとめます。
3:打ち粉をしながら麺棒でクレープくらいの厚さに伸ばし、テフロン製のフライパンにのせ、中火で焼きます。
4:何ヶ所かプクーッと膨らんで、裏にポツポツ焼き跡が出来たら、裏返し、火を消します。
5:好きなトッピングをして、フタをして弱火で焼きます。
6:チーズが溶けたらフタをとって強火にし、お好みのカリカリ具合まで焼いて完成。

●トッピング
「マルゲリータ」
・トマトソース
・とろけるチーズ
・オリーブオイル
・塩

「ハチミツチーズ」
・クリームチーズ
・とろけるチーズ
・生クリーム
・ハチミツ

●資料
強力粉→北海道産はるゆたか。
薄力粉→北海道産ドルチェ。
ベーキングパウダー→ラムフォード社、アルミニウム不使用。
オリーブオイル→イタリア産エクストラバージンオリーブオイル。
トマトソース→イタリア産アルチェネーロ社のオーガニックソース。
クリームチーズ→フランス産kiri社。
ミックスチーズ→「ハイ!食材室」で購入のヨーロッパ産。原材料は牛乳、塩。セルロース無添加。
塩→ドイツ産アルペンザルツ社岩塩。
バジル→千葉産。
ハチミツ→スイス産ネクタフロー社の天然ハチミツ。

材料に関しては、本当に難しい所です。

様々な選択を迫られる時代になりました。

農薬、肥料、種、生産者、農法、生産地、価格、味、添加物、薬品、見た目、鮮度。

それだけでなく、国産を買うか海外を買うか、自給率、TPP、放射能の問題まで。

全員、上記のなにかしらを優先して食品を選んでいるはずです。

今回僕が使用した食材も、足らない頭をう~んう~んとひねらせながら、ベストだと思う物を選択しました。

「自分はそういうの、あまり気にしない。」

自己責任ですから、それでも良いと思います。

だけど、子供は、選べません。

大人に与えられた物を食すしかないのです。

だからこそ、子供が口に入れるものは出来るだけ注意をはらってあげたいし、そういう世の中になってほしいと思います。

僕は、たくさんの人に愛情を注いでもらって育ち、先人達が残してくれた知識と環境に魅了され、人生が大好きになりました。

それを同じように、次の世代に繋げる事が自分の責任であり、お礼だと思うのです。

長くなりました。

なにはともあれ、楽しく!
そうでないと続きませんからね!

バランスの良い着地点を探して、今日も太陽を浴びてきます♪
ciao!