「うまいじゃないか、おまえ!」 畑での撮影シーン、スナップえんどうをひとかじりして藤田さんが発した言葉です。ごく自然にまるで我が子に声をかけるようなその姿にスタッフ一同胸が熱くなりました。千葉の自宅から畑までの道のり、約3キロを毎日自転車で往復し、その合間には東京で料理を教え、子どもたちにダンスを教える日々。ましてや、自然農法、有機農法での栽培は、手間ひまがかかるのはもちろん、知識も知恵も必要。畑への愛情だけでカバーできるものではありません。それをやってのけてしまう藤田さんの原動力は、はたしてどこにあるのでしょう。その秘密を探るべく、ずっと注目していきたい人物です。