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スウェーデン到着


到着しました、スウェーデン!!

ヘルシンキで乗り継ぎ、ストックホルムで降り、友人の住むカールスタッドまで電車で5時間揺られ、計20時間。
な、ながかった。。。。

… しかしやはり、降り立った瞬間、すべての光景が輝いて見え、心躍りました。

そんな中目に飛び込んできたのは、ストックホルム駅内に突如現れた、IKEAのモデルルーム??!

たくさんの人々が行き交う駅のど真ん中に、ど~んと構えられていました。

中には、所狭しとIKEAの家具が並べられ、スウェーデンの人々はスリッパに履き替え、普通にくつろいでいます

中には、布を持ってきて、置いてあるミシンで縫い物をする猛者も!!

さ、さすがIKEAの本場スウェーデン。。。

そして、もう一つ印象的なのが、穏やかに動く、スウェーデンの人々。

罵声など聞こえることはなく、忙しく動く人もおらず、のんびりと、各々の時間を楽しんでいます。

凍てつく空気が頬を刺す中、町のあちこちで柔らかな間接照明が灯り、人々が優しく、暖をとっているかのようです

10年来の友人であるヨハンの家に着いて、もう一笑顔。

僕は、子供の顔には、どれだけ愛されて育ったかが出ると思っています。

9ヶ月になるヨハンの赤ちゃんは、ヨハンと奥さんの愛情をたっぷり注いでもらった笑顔を見せてくれました。

スウェーデンは、子供が生まれたら、両親が2週間休みをとり、その後も二人で480日間休みを取れる事が法律で決まっているそうです。
少し額は低くなりますが、その間も給料は出ます。

職場も、嫌な顔一つせず
「良い休日を」
と、笑顔で送り出してくれると。

今回の僕の来訪も
「友達が来るから、休むね」
「良いよ良いよ」
と、10日間ぽんっと休みをとれたそうな。。。

素晴らしい。。。
形だけの体制作りだけでなく、そこで暮らす人々が受け入れて、分け合えているから、成り立っているんですね。

「僕は、一番大切な事だと思う」

と、子供にありったけの愛情を注ぐヨハン。

僕も、そう思います。

こうして家族を大切にする事から、その家族が暮らす環境への問題意識が高まり、環境大国、有機農業大国に成り得たのだろうと、理由のはしっこが見えた気がしました。

ヨハンに、感謝。

穏やかで、実りある旅になりますように。