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メルシーポークin出雲 2016 9/7


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2016-97-02

2016-97

メルシーポークin出雲!!
無事、終了致しました!!
僕が感動した、愛農高校養豚部の生徒達が育てている「愛農ナチュラルポーク」
イタリア料理研究家の板倉さんが感動した、「出雲のビオ野菜」
こういった食材を食べたい、広めたい、応援したいと願っている2人の想いが合致して始まったイベント「メルシーポーク」。
早4回目となり、今回は念願の出雲開催となりました!!
僕は食材も料理も、人で選んでいます。
もちろん、美味しさはとても重要ですが、その人を好きにならないと、食べたいと思いません。
ですので、生産者さん、取り扱い業者さん、コックさん、どこかしらの立ち位置の方に、必ず会いに行きます。
板倉さんがとても素敵な方なので、その板倉さんがチョイスされている食材は信頼して使わせていただいていましたが、いつか現地を見に行きたい、お会いしたいと、強く思っていました。
その夢が叶い、ついに出雲へ!!!
スーパーコーディネーター板倉さんのおかげで、2泊3日で、下記たっくさんの方に会わせていただきました!
・ 木次乳業 大江さん
・ 奥出雲ワイナリー 安倍さん
・ 旭日酒造 寺田さん
・ ソイルの野菜 永瀬さん
・ くるみ市 鐘推さん
・ 魚料理 やまじさん
・ パン屋cocoroさん
・ Good life farm 青野さん
・ 出雲のハーブ畑 cuore 今岡さん
・ 恵美寿ファーム 大國さん
・まめなか屋 大國さん
・ taste ブルックリンダイニング 内田さん
・ きぬちゃん農園 衣笠さん
・ イベントにご協力くださったスタッフさん、お客様
・ぶどう農園 原さん
出雲の神様のおかげか、チョイスされた板倉さんのお人柄か。
今回お会いした出雲の皆さんに共通して言える事は
視野が広く、芯があり、性格がめちゃくちゃ良い!!
どなたと話していても大変勉強になり、面白く、たくさんの刺激をいただきました。
料理だけをしていると、メニューを考える事だけをしていると、どんどん食材から離れていきます。
味や特徴のパロメーターだけが思い浮かび、頭の中で組み合わせてしまい、どんどん足し算をしていってしまいます。
それは、味は美味しくとも、それぞれの個性が生かされているかは疑問が浮かぶ一皿になります。
その食材や調味料は本当に必要だったのか。
無ければならないものなのか。
調理のアプローチはベストだったのか。
今回のイベントでお出しする料理を仕込んでいる時、お会いした方々の顔が思い浮かびました。
そうすると、背筋が伸びます。
大切にしなければならないと、手に優しさが籠ります。
その人を一皿にのせるように、調理します。
それは、とてもとても大切な事だと、僕は思っています。
以前僕がお肉の現場を見学させていただく時、繋いでくださった、尊敬するお師匠様がこう言いました。
「現場を見ても、別に料理がうまくなるわけじゃない。何かがすぐに変わるわけじゃない。だけど、後で必ず生きてくるよ。」
その言葉を改めて噛み締めた、出雲の日々でございました。
同行してくださった、スーパーカメラマンの小松さん、キャラクターアーティストのタロアウトさん、ナチュラルハーモニーの滝田さん、職人フェチのてっちゃん、そして、全てを紡いでくれた料理家のいたさん。
いつも僕の無茶ぶりに笑顔でお付き合いしてくれる、愛する先生と仲間達に、心から感謝です。
そして、愛農高校のみんな!
お客様がお肉の美味しさに、感動していたよ!!
いつもありがとう!!
これからも、人を大切にする一皿を追求し、お出ししていきたいと思います!
最後に、木次乳業の創始者様の言葉に大変共感したので、記載します。
「理想は持たなければならない。しかし、現実も見なければならない。片足に理想、片足に現実。この2つをもって歩んで行かなければならない。」
ありがとう出雲の神様!!
また行きます!!