フェラガモ家のワインに、日本の畑を。
Works / Wine Dinner
フェラガモ家のワインに、
日本の畑を。
サルヴァトーレ・フェラガモ氏をお迎えしたワインディナーで、お料理を担当しました。フェラガモファミリーがトスカーナで営むオーガニックワイナリー「IL BORRO」のワイン5種。それに合わせるトスカーナ料理を、日本の固定種自然栽培野菜と熟成経産和牛でつくりました。
| 日にち | 2019年7月12日(金) |
|---|---|
| 会場 | L’ATELIER de SHIORI(東京・代官山) |
| 主催 | エノテカ株式会社 |
| ゲスト | サルヴァトーレ・フェラガモ氏(トスカーナのワイナリー「IL BORRO」CEO) |
| スタイル | 立食/IL BORROのワイン5種フリーフロー × トスカーナ料理のコース仕立て |
| 器 | 全皿 WASARA(紙の器) |
Story
トスカーナの型に、日本の畑を入れる
IL BORROのワインはトスカーナのぶどうから生まれます。だから料理もトスカーナの型で組みました。パッパ・アル・ポモドーロ、ラグー、ビステッカ。
ただし中身は、日本の畑です。固定種を自然栽培で育てた野菜——トロンボンチーノズッキーニ、万願寺唐辛子、ゆりね、桃。トスカーナの型を借りて、日本の土を語る。ワインの故郷に敬意を払いながら、こちらの畑も胸を張る、という組み立てです。
肉は、滋賀県のサカエヤ・新保さんが手当てした熟成経産黒毛和牛。藻塩とローズマリーだけでビステッカにしました。僕の肉料理の師匠の肉を、フェラガモ氏の食卓に出せた夜です。
立食の全皿を、紙の器で
ワインの会は、グラスを持ったまま人と話す時間がいちばん長い。だから全皿をWASARA——手のひらに収まる紙の器——で組みました。
小付に前菜3種、コーヒーカップにとうもろこしのパッサータ、ちょこにパッパ・アル・ポモドーロ。片手で持てて、置き場所に困らず、しかも料理の顔が立つ。立食の設計は、料理と同じくらい器の設計です。
「お酒に料理を合わせる」の、原点
先にお酒があって、そこへ料理を合わせにいく。いま僕がテロワージュなどで続けている仕事の、これが原点でした。
ワインの造り手が目の前にいて、その人の畑の話を聞きながら、自分の畑の野菜で応える。飲む人・つくる人・育てる人が同じ部屋にいる食事は、それだけでごちそうになる——この会で確信したことです。
Photo

ワインメーカーズディナーも、承ります。
お手元のワインや日本酒に合わせた献立を、コースでも立食でも組み立てます。造り手をお迎えする会、レセプション、発表会など、お気軽にご相談ください。
