火の使えない公館で、22名のご婚礼を。
藤田承紀
Works / Wedding
火の使えない公館で、
22名のご婚礼を。
宮城県知事公館。挙式は庭で、お食事会は洋室で。キッチンはありましたが、火がほとんど使えませんでした。そのかわり冷蔵庫は立派でした。使えるのは朝9時45分から夕方17時15分まで。17時15分には、来たときと同じ状態にして出ます。
| 日にち | 2024年10月26日(土) |
|---|---|
| 会場 | 宮城県知事公館(挙式=ガーデン人前式/お食事会=洋室) |
| プロデュース | HAKUTAI WEDDING |
| 人数 | 22名 |
| スタイル | 着席コース(前菜・スープ・パスタ・魚・肉)+フリードリンク |
| この日のこと | 火がほとんど使えない/利用時間の厳守/アレルギー2名 |
Story
火が使えないなら、火を使わない献立にする
キッチンはありました。冷蔵庫も立派で、これは助かりました。ただ、火がほとんど使えません。
だから、火を通す工程は全部こちらで済ませてから持っていきます。会場でやるのは、冷やしておいたものを仕上げて、盛り付けるところまで。設備に合わせて献立のほうを変える、というのが基本的な考え方です。会場のせいで料理の質が落ちる、ということにはしません。
食器も持ち込みました。10インチの皿を88枚、赤白のワイングラスを44脚、そのほかカトラリー一式。選んで、発注して、受け取って、洗って、返すところまでこちらで引き受けています。
お食事会は13時から15時30分までの2時間半。その中で、前菜からお肉までを出し切りました。
アレルギーのある方にも、同じコースを
この日は、召し上がれないものがある方が2名いらっしゃいました。ひとりはくるみとカシューナッツ。もうひとりは牛肉です。
別のお皿を用意する、ということはしませんでした。同じコースの中で、その方の分だけ組み替えます。牛肉を召し上がれない方には、熟成肉のタリアータの代わりに、鶏のカチャトーラを。同じタイミングで、同じ器で出しました。
自分の皿だけ違う、と気づかれないこと。それが基準です。
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